コロナ禍:通信教育課程と通学過程について考える

リンク先はNHKニュースの記事なのでそのうちに消されるでしょう。
「入学しないのに入学金の何故?、納入期限を3月末にするよう」3万人もの署名を大学生が集めたと言う話。
たくましい話です。たくましいだなんて言ったら怒られるかもしれません。
彼らからすれば人生に関わる切実な訴えです。



大学が国からの助成金が無ければ経営が成り立たないと言うのは昔からの状況ではありますけど、教育は国の力です。教育の効果は20年後くらいに成果として現れるそうです。なのでここは十分にケアするべきところかと思います。


但しここで、素朴な疑問が沸きます。
オンライン学習が主流となりますと、これって常態化してしまったら通信教育課程と変わらないですよね?


そうすると、「校舎などインフラを使用しないのになぜこの学費なのか?」という問いも出てくるような気がします。
故に大学側も対面の復活をさせたたいのでしょうけど。


特に日本の場合、海外と比べると元々コロナの感染者数が少ないので(と言ったら怒られるかもしれませんが)、ワクチンが効いても、効果が分かりにくいのでは?そうすると、そのままオンライン授業が常態化してしまう可能性もあると思います


そもそも、通学過程と通信教育課程はビジネスモデルが違います。

  • 通学過程はほぼ100%、余程のことがなければ全員卒業ができる。その代わりに入学が難しい。学内の施設をふんだんに使うことを前提にしております。
  • 通信教育課程は慶応なんてその典型ですけど、入学は簡単だけど卒業が難しい。在籍学生がとても多い。だから安い学費で経営が成り立つ。

大学の在り方そのものが問われていくのではないか?
と言う感じがします。


常態化して、入学金も入りにくくなり、このような疑問が出てきたりすると、大学側も校舎などインフラを手放すだなんていうことも出てくるかもしれません。
そして、次に起きるのが、価格競争の可能性!
この先も考えられることがあるのですが、長くなるのでやめておきます。

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