憲法と安保について
私は法学部じゃないのでこれはほんの雑感です。「自分の頭で考える」の一環として・・・
小林節慶応義塾大学名誉教授が「怒り新党」を作るということが記事になっておりますが、
「私の改憲案については、いま言っても無視されるわけだ。だが、問われたから答えるが、
- 二度と再び侵略戦争をしない。これは日本の信用につながる。
- 独立主権国家だから、間違っても他国の軍事力によってわれわれの運命を決めさせられたくはない。どこかの国が(日本を)侵略対象にした場合、堂々と自衛戦争をする。
- そのために自衛軍は持つ。それから自衛軍を用いて国際貢献はする
」
産経新聞WEB版2016.5.9より抜粋
自衛を肯定していることについてはとても分かりやすい解説でした。どうして自衛隊が警察官職務執行法で動くのかがこの記事では分かりやすかった。さすが慶大名誉教授!わかりやすい!
ただ、
その条件として国連の安全保障理事会の決議をもってこい
というくだりについてなんだけど、
あくまでも、自分の浅はかな考えでは、
- そんな決議をもらっている間に敵が待ってくれるのだろうか?
- このときに一応死文化決議なされている?国連憲章の敵国条項がどう働くのか?
- そもそも、国連決議って安保理事会常任理事国に拒否されたらどうなるのか?
- て、改憲案の3て実質機能するのだろうか?ということが気になる。
法律上はそうかもしれないけど、現実はどうなんだろうか?
もし、こんな疑問を持つ自分が憲法なんて履修したら思いっきり不合格になるのかな?もちろん、憲法は9条だけじゃないんだけど。
まあ経済学のテキストをちょこっと読んでも自分が抱く疑問なんてとっくに想定済なんで、もしかしたら自分が思いつくことくらいは想定済なんだろうな。これは嫌味でなくほんとそう思います。