いつの間にやら経済で議論ができるように・・・て甘いんだけど。

僕が経済学を専攻したのには、理由はいくつかありますけど、その内、一つとして、以前、twitterで経済についての議論をしていたら「基礎からちゃんと学んでから、議論をしろ」と複数の人から言われたのが大きなきっかけでした。
こっちは自分が知ったかぶりしていることにも気が付いていませんでした。
「小学生レベルだ」と言われたこともありました。


ばれるんですよね・・・。しっかりと。


確かに僕も社会人になってからもう長いので、自分の専門分野については、2,3分も話せば、その人のバックグランドは分かります。
しかし、プロのやり方をそのまま真似ると、実は痛い目に会います。
それは、プロはかなり形を崩しているから。
しかし、その崩している形って、実は基礎を背景にしていて、これってやっている人からすると分かるんですよね。
だから僕は、若い人に教えるときは、まずは型通りやれ、と言います。


経済についていえば、テレビに出てくるコメンテーターも、実力のある人ほど、崩しているようでいて、実は基本に忠実なように思います。
だから、ばれちゃうんですよね。


あの当時、複数の人から「お前は小学生レベルの経済学から勉強しろ」と言われたというのは、本当にそうなんでしょう。
よっぽどだったんでしょうね。


それで、今の僕は、経済学の1%も理解していないでしょう。
単位も全然!取れてないし。
それでも、以前と比べたら、いつの間にか相手にしてもらえるような機会が増えて、かつ、相手の発言のバックグランドが見えるようにもなってきた感じもします。


スクーリングだけでも、「あの先生が言ってたことそのものじゃん!」ていうのがあったりと。


理解度1%でこれだから、
やっぱ慶応て恐ろしいところだな、って。


同じ平易な言葉を発していても、その一言にまつわる背景が丸で違うってこと。


それで思うのは、
ほんとはなまじっか学士入学なんかじゃなくて、しっかり総合教育科目からやった方がいいようにも思う。
普通入学の方の方が、下地がしっかりとするんじゃないか?って。


それと、難しい教科書ね。
あれが多分いいんだと思う。


テキストを読むと、解釈の仕方が独特のように感じることもあります。
しかし、それって、暗算で方程式を解いているようのものっていうか・・・。


中身がみっちりなので、誰かと議論するときには、「ああ、教科書にあんなこと書いてあったな」てすんごいプラクティカル。
慶応通信のテキストは古いことが良く指摘されるようですけど、現代版にアレンジをするにはしても、基本的なスタイルはそのままの方がいいんじゃないかって思うことも。


て、全然取れてない僕がいうのもなんですが・・・・。

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